肺がん 抗がん剤治療での余命と生存率 効果や副作用が心配!
がんとは身体の中にがん細胞ができてしまう病気です。その中でも、肺にがん細胞ができることを肺がんと言いますね。がんの治療には主に抗がん剤が使われますが、馴染みのない薬は怖いものだと思います。その効果は十分なのか、副作用はどんなものなのか。今回は、肺がんの抗がん剤治療を、余命や生存率などを交えてご紹介しましょう。
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肺がんの抗がん剤治療による余命・生存率は?
ではまず、肺がんにおいて抗がん剤治療が行われた場合の、余命の話をしておきましょう。肺がん治療に使われる抗がん剤は、患者の余命を伸ばすのに有効です。その上で現在では、抗がん剤治療が行われる患者の5年生存率は、およそ3割程度となっています。残念な話ですが、7割の人は5年を生きることができないのが現状です。
そもそも肺がんにおいて、抗がん剤治療が主として選択されるのは、その段階のうちⅢ期、あるいはⅣ期となっています。それ以前のもう少し軽い段階であるⅠ期Ⅱ期では、がん細胞を切除する手術が主として行われるのです。つまり手術ではなく抗がん剤を治療のメインとして選択するというのは、その時点である程度肺がんが重度であるということです。
抗がん剤治療の延命効果の程は?
抗がん剤治療が行われるⅢ期、Ⅳ期は、治療をしなければ大体半年を生きられないほどの重い状態です。それを考慮すると、治療を行うことで5年生存率を3割程度まで増やすことができるというのは、抗がん剤治療の効果を物語っているでしょう。
抗がん剤を上手く用いていくことで、患者は余命を伸ばし、がんの苦痛を和らげることができます。医師と相談しながら、しっかりと治療を行っていくことが大切ですね。
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肺がんの抗がん剤治療の副作用がヤバい!
抗がん剤には、副作用があるというのは周知の事実ですね。いくら生存率を上げるとは言え、苦しい副作用は恐ろしいものでしょう。確かに抗がん剤には様々な副作用が起こります。ですが副作用をしっかりと理解し、対処していくことで、その負担を和らげることはできるのです。
抗がん剤は、がん細胞を死滅させるような非常に高い効果を発揮しますが、他の細胞にも同様の影響を与えるので、つらい副作用が起こるのです。具体的な症状としては、
- 吐き気
- 下痢
- しびれ
- 白血球
- 血小板の減少
その他、腎臓や肺など、臓器に悪影響が出る場合もあります。
これらの副作用は、正直な話仕方がないと考えるより他ありません。肺がんにより命を削られていくよりも、軽症と言えてしまうからです。しかし、つらいものはつらいです。このような副作用に対して、更に対策をとる必要があります。
吐き気には吐き気止めを、下痢には下痢止めを飲み、脱水への対策も行っていきます。白血球や、血小板の減少に対しては、抗生物質や輸血で対処し、臓器の異常には、それに適した薬を用いていきます。
つらい肺がんを治療するために、新たな副作用に苦しめられるのは大変なことです。ですが今は医療も進歩し、その苦痛を和らげる方法も確立してきました。抗がん剤治療でもって人生をより長く楽しむために、がんにも副作用にも負けないで戦い続けてくださいね。
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