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健やかライフ

肺がんステージ3の余命 生存率がヤバい!

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がんの中でも生存率が低いとされるのが肺がんです。そして、それは進行度によって4つに段階分けされています。ステージ4に近付くほど重いとされていますから、ステージ3はその中でも重症な段階ですね。

では、肺がんステージ3のとき、その余命や生存率はどれほどなのでしょうか? その症状の治療や手術によっての完治はできないのでしょうか?

詳しくは後述しますが、ステージ3は重症と言っても、完治した例がないわけではありません。余命があると言われても、できるかぎり長く、元気よく生きていたいものです。

もしものときに症状改善をめざして何ができるのか。今のうちからよく知っておくのが必要でしょう。今回は肺がんステージ3の余命、生存率そしてその完治の事情について、詳しく紹介していきます。




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肺がんステージ3の余命、生存率


ではまず、肺がんステージ3の余命や生存率について見ていきましょう。5年間を生きることができるかどうかの指標である5年生存率で見ていきます。

この5年生存率とは、がんが発覚、治療開始してから5年を生きられる確率のことを言います。この5年という数字は、一度発症したがんが治療した後、再発した場合に再度見つかるのが大体5年以内であることに由来します。

逆に言えば、5年を過ぎればなかなか再発は見つからない。少なくとも、見つかるほど大きながん細胞は身体にない状態になるということです。そして、この肺がんステージ3では、状態にもよりますが、この5年生存率は20~35%ほどとなります。

これを高いとみるか低いとみるかは人によるところですが、あきらめるには早い数値と言えるでしょう。10人に3人程度の人は、肺がんステージ3とされながらも5年以上を生きることができるのです。

しかしながら、ただあきらめるなと言われても、「じゃあどうすれば治るのか」という治療法が焦点になってくると思います。5年生存できても完治はできるのか、そういった疑問もあるでしょう。ここからは、肺がんステージ3の具体的な治療法や、 完治の事情について見ていきます。




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肺がんステージ3の治療法はどうするのか?


では、肺がんステージ3の症状に対して行われる治療について見ていきましょう。がんに最も効果的な治療法は、がん細胞を直接取り除く手術です。

しかし、これは症状が重症化したステージ3では、ステージ1,2と比べると周辺の臓器にまで転移してしまい、手術をすることによって患者の負担が大きくなるので、容態によってはまず最初にとれる手法とは言えません。

ですので、ここでは患者の負担をいかに減らして治療できるのか、容態に適合した治療法についてご説明します。

この肺がんステージ3の症状への治療法としては、主に抗がん剤などでがんを縮小していく化学療法などがとられます。また、薬などによって症状の進行を阻止し、がん細胞の縮小を図るというものです。

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

化学療法(抗がん剤治療)

まずは化学療法です。これはがん細胞の増殖を防ぐ抗がん剤を用いた治療法で、がん細胞の成長、転移や再発を防ぐためにとられる治療法です。

これは手術や放射線治療と比べて、全身にわたって広範囲に行える治療です。そのため、他の治療法と一緒に行われることも多いのです。

抗がん剤と一口に言っても、その種類は様々で、がんによって使用する抗がん剤は違います。

また、副作用もありますから、医師とよく話して抗がん剤使用を検討していく必要がありますね。




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放射線治療

続いて放射線治療です。これはがん細胞がこれ以上増えないように、増えるための仕組みを、放射線を用いて打ち消す、というものです。

これは手術のようにメスは入れませんから、がんのある臓器、今回で言う肺に傷が付きません。しかし、副作用もある治療法ですから、患者の体調などの状態を鑑みて選択されます。

なお、この放射線治療にも用いられる放射線による違いがあります。具体的にはX線、γ線、電子線などですね。種類によっては効果や費用などに差が出たりもしますから、前もっての考慮が必要です。

放射線治療について、詳しくは下記の記事でもご紹介しています。

肺がんで放射線治療の期間や費用 完治できるのか!?

化学放射線療法(放射線治療+抗がん剤治療同時併用)

そして、先にも述べたとおり、これらの治療は同時に行われることもあります。これを集学的治療と言います。治療法を組み合わせることで、より大きな効果が期待されますが、治療に要する時間や、副作用についてよく考える必要もある手法ですね。

しかし先にも述べたとおり、どちらも小さくない副作用を発生させる治療法です。どちらか一方だけのときと同じ頻度、加減で両方行っていくのは身体への負担が非常に大きいです。

どちらか一方のときよりも、更なる検討、患者の体調や副作用の計算が必要ですね。そのためには患者と医師の信頼関係が大切ですから、真摯に向き合うようにしたいものです。

このようにして、がんによる余命を延ばしながら、がんの苦痛を和らげるような治療法がとられるのです。

このとき、がん細胞の縮小に成功すれば、手術という選択肢をとることもできるようになりますね。

それでは、この手術に関するご説明をしていきます。




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肺がんステージ3の症状への治療は手術で完治できるのか?


がん治療における手術は、がん細胞を取り除く、根本的なものです。では、これによって肺がんを完治させることができるのでしょうか?

完治の可能性などは気になるところでしょう。結論から申し上げると、完治は非常に難しいと言えます。

手術はがん細胞を物理的に切除するというものですが、これは結局外科的に身体を切るものですから、患者の消耗は非常に大きいのです。

ステージ1,2などであれば、がん細胞を切除することで症状の改善を図ることができます。

しかし、ステージ3では身体の他の部位への転移や、その他の合併症の確率が高く、手術による患者への身体の負担が非常に大きくなります。

そして、肺がんステージ3は段階として重症な方に分類されます。そのため、合併症や、転移の危険性が高いので、手術ができない状態です。

ですので、がん細胞の縮小に成功した場合を除き、手術は困難で、完治も難しくなってくるのです。

まとめ

まとめると、肺がんはステージ3まで行くと完治は難しいですが、5年生存率は20~35%の可能性が残されているので、人生ごとあきらめるにはまだ早いと言えるでしょう。

そして、治療としての手術は難しく、薬などでもってがんによる症状を緩和していくものが主ですね。

そして患者に大切なのは、重症のがんであったとしても、諦めることなく強い気持ちで立ち向かっていくことなのです。家族や病院スタッフにも助けてもらいながら、自身のがんと向き合い、人生を楽しんでくださいね。

今回の執筆に当たって、多くの患者の体験記を拝見してきましたが、やはり皆、はじめは自身に起きた大病に愕然とします。

しかし、重要なのはそこから立ち上がれるかどうかです。自分が悔いなくやりたかったことをやり、まだ一緒に生きていたい家族のことなどを支えにして、患者が下を向かないことが必要です。

強い気持ちできちんと治療に向き合えば、重症とされる肺がんステージ3であってもその先の人生を謳歌できます。あきらめずにがんに立ち向かっていきましょうね。1人では難しくても、周りの家族や友人、医療スタッフらの協力がありますから、支えとして頼るのもいいでしょう。

病状が快方に向かっていけるよう、祈っています。

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