胃腸炎で頭痛がひどいし、めまいも 治らない時の対処法を徹底解説!
季節の変わり目を迎え、免疫の低下などによる急性胃腸炎が多く発生する時期になってきました。胃腸炎を発症する方の中には、頭痛やめまいなどを併発するケースも少なくありません。今回は、頭痛がひどい・胃腸炎が長引いて治らないといった方に、分かりやすく大まかな原因と対処法をお伝え致します。
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胃腸炎で頭痛やめまいが起きる原因
胃腸炎でめまいが起きたり、頭痛がひどい原因は、まず脱水症状が挙げられます。胃腸炎を発症してしまった場合、多くの方が下痢や嘔吐の症状に苦しみます。長い時間下痢や嘔吐を発症していると、体の水分がどんどん抜けてしまいます。
ですが、胃腸炎で胃の調子が悪いと食欲不振やのどの渇きがないという状態になってしまいます。そうすると、食物や飲料水などの水分補給ができなくなってしまい、脱水症状になってしまいます。
胃腸炎で頭痛やめまいが起きる原因として二つ目には、栄養失調が挙げられます。
胃腸炎などの消化器の不調によって、栄養が効率的に吸収できなくなってしまいます。また、吸収の問題だけでなく、上記したように食欲不振も発生してきます。
これによって生じるのが、ブドウ糖不足などの栄養失調です。この状態が続くと、低血糖・低血圧・ビタミン不足などになりめまいや頭痛を発症してしまいます。
胃腸炎と併発して発症してしまうめまいや頭痛がひどい主な原因は、上記の2つであると考えられます。
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胃腸炎が治らない時の対処法
胃腸炎が治らない時の対処法として、まず水分補給をこまめにするようにしてください。普通の飲料水などでもいいですが、経口補水液が急性胃腸炎の際の水分補給には最も適していると言えます。
また、食事では、動物性たんぱく質が多く含まれたものや、脂肪が多い食事を避けて、おかゆや柔らかく煮込んだうどん、野菜をよく煮込んで作った野菜スープなどから栄養を摂取しましょう。
野菜は、ゴボウ・ネギ・キノコ・タケノコ・レンコンなどの食物繊維の多いものは避け、キャベツや白菜などの葉野菜やニンジンがおすすめです。栄養の偏りが激しいと胃腸炎も長引いてしまう可能性がありますので、炭水化物やビタミンをバランスよくとることを心がけましょう。
薬に関しては、なかなか治らないとついつい飲みたくなりますが、下痢止めなどの薬は飲まないほうがいいでしょう。
下痢や嘔吐は、身体が有害なものを体外に排出する働きです。これを薬で止めてしまうのはかえって急性胃腸炎を長引かせるきっかけになってしまいます。
そもそも胃腸炎の原因って?
1.細菌
サルモネラ・黄色ブドウ球菌・ブドウ球菌・腸炎ビブリオ・病原性大腸菌・カンピロバクターなどの細菌が原因となって起こる感染性の胃腸炎。
2.ウイルス
ノロウイルス・ロタウイルス・エンテロウイルス・アデノウイルスなどのウイルスが原因となって起こる感染性の胃腸炎。
3.寄生虫
クリプトスポリジウム、アメーバなどに代表される寄生虫が体内に侵入したことによって生じる胃腸炎。
4.ストレス
慢性的なストレスが原因となって、過敏性腸症候群などに代表される慢性的な下痢や便秘が続いてしまう胃腸炎。
胃腸炎とは、大まかに上記のような原因で発症することがほとんどだとされています。
まとめ
胃腸炎を発症した際の頭痛やめまいは、脱水症状などの下痢や嘔吐によって間接的に発生する症状だということです。
生活習慣に気を使い、普段から免疫を高めておくことが何よりも対処法となります。
また、
といった場合は、慢性的な胃腸炎や他の原因も考えられますし、そうでなくても非常につらいと思いますので、医療機関の受診をおすすめいたします。
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