インフルエンザ 抗生物質の併用で副作用出る?フロモックスやジスロマックで治る効果あるのか解説!
寒くなってくると、子供から大人まで幅広い年代で流行するインフルエンザですが、抗生物質が処方されることがありますね。予防などの意味を込めて自分で抗生物質を飲む人もいるかもしれません。しかし、そこで併用したりして、副作用はないのでしょうか。また、フロモックスやジスロマックという実例で、治るのか効果も見ていきましょう。
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インフルエンザに抗生物質はどんな効果がある?
そもそも抗生物質は、インフルエンザにどんな効果があるものでしょうか? 実は、抗生物質はインフルエンザウイルスを殺すものではないのです。
私たちの感染する病気の原因としては、細菌と真菌、ウイルスの3種類があります。インフルエンザはご存じの通りウイルスによって感染するものですが、抗生物質が倒すことができるものは、細菌なのです。ですから、直接インフルエンザが治るための効果はありません。
しかし、子供やお年寄りを中心に、インフルエンザにかかると抗生物質を処方される場合があります。それはインフルエンザ改善のためではなく、弱った免疫力によって様々な合併症になることを防ぐための処方なのです。抗生物質でインフルエンザウイルス以外の細菌を死滅させていくという訳ですね。
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インフルエンザに抗生物質を併用すると、副作用は出る?
では次に、併用の危険性についてです。特に副作用が出るかどうかは重要な問題ですよね。先に言ってしまえば、処方されたとおりに使えば、副作用は出ません。
フロモックスやジスロマックといった抗生物質と一緒に処方される薬は、主にインフルエンザに対して使われるものです。先にも述べたとおり、抗生物質はウイルスには効きません。よって、同時に処方されるものがインフルエンザウイルスに対するものであることが多いのです。病院側が処方しているものですから、併用による副作用はありません。安心して使ってください。
ただし、薬そのものの副作用が起こる可能性はあります。主な例としては、胃腸が弱ることや発疹などが挙げられますね。
インフルエンザにフロモックスやジスロマックは治る効果があるの?
さて、では実際の薬、フロモックスやジスロマックの効果についてです。繰り返しになりますが、インフルエンザを治す効果はなく、二次的な病気の発症を防ぐという効果を持っています。
フロモックスは代表的な抗生物質で、副作用が少なく比較的安全です。細菌を原因とする様々な病気にも使用されますね。他にも呼吸器系や耳鼻科、さらには風邪などを治すためにも使用されます。
ジスロマックもまた、代表的な抗生物質の1つです。効果が出るのが比較的早く、そしてその持続時間も長い薬です。また、吸収のときに食事の影響を受けないのもよいところですね。よく使われるのは、性器クラミジア感染症などの性病や、歯周病、副鼻腔炎などですね。感染性の強い病気に対して使用され、細菌の死滅や、増殖抑制に効果を発揮します。
まとめ
いかがでしたか? インフルエンザの時に服用する抗生物質についてご理解いただけたでしょうか? 基本的には、医師や薬剤師の指示の通りにしていれば大丈夫です。なにか不安なこと、例えば持病があったり、今まで薬物でアレルギーが出たことがあったりした時は、処方の前に伝えておくのがいいですね。薬の事を理解して、インフルエンザにかかったら早く治してしまいましょう。
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