声が出ないのは声帯やストレスの病気?症状に迫る!
声が出ないのは声帯やストレスの病気だという情報がありますが、実際の所どうなのでしょうか?
例えば、風邪による喉の炎症で声が出なくなってしまった、お酒を飲み過ぎて喉を痛めてしまったということであれば、原因が特定できるので、治療がしやすいですよね。しかし、中には声が出ない原因が明確に特定できず、症状が表われてしまうこともあるのです。
今回は声が出ない病気について取り上げ、それらの症状や原因についてお伝えします。
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声が出ないのは声帯の病気?その症状を解明!
声が出ないのは声帯の病気なのでしょうか?結論から言うと、声帯に異常が起これば、声が出なくなります。声帯は、喉の奥に二つあります。この二つの声帯が左右に離れているとき、人間は呼吸していて、逆に真ん中で閉じているときには振動して声を出しています。
声帯が腫れたり、閉じにくくなってしまうと、声がかすれ、ガラガラ声になってしまったりします。
声帯の異常によって、どのような症状が表われてしまうのでしょうか?その種類は様々です。今回は引き起こされる症状の例を挙げてみましょう。
・風邪で声帯が炎症を起こし、声がかすれるという症状が出る。
・大声を出すことで声帯が赤く腫れ上がり、ガラガラ声になったり、高い声が出にくくなったりする。
・胃酸の逆流などにより、喉に刺激が加わり、声帯の後方が腫れる。喉に違和感を覚え、悪化するとガラガラ声になる。
・加齢などで声帯が痩せ、声がかすれる。
これらの症状は、内服薬で炎症を抑え、時には手術で部分的に切除を行うことで、治療を行っています。
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声が出ないのはストレスに関係ある病気なの?
声が出ない病気にはストレスに関係あるものもあるということです。強いストレスを感じる事で声帯が機能しなくなり、声が出ない症状に見舞われることがあります。この場合、声帯に炎症や腫れなどが見られるわけではなく、心因的なショックが原因ですので、カウンセリングなどをしながら時間をかけて治療していくことが重要になってきます。強いストレスの原因が何かを明確に特定することは、難しい場合もあります。
ただ、精神的なストレスは原因を明確にするよりも、頑張っていることから距離を置き、ゆっくりと休息をとることが大切です。仕事や家事も無理せず、自分のペースで行い、焦らないことが大切です。日常生活の様々なストレスが軽減されれば、症状が改善されていきます。
まとめ
声が出ない病気には、声帯の炎症などが原因のもあれば、精神的なストレスに関係があるものもあります。いずれにせよ、声がかすれる、ガラガラ声になるなどの症状が表われたら、早めに耳鼻咽喉科に来院し、医師に診察してもらうことが大切です。悪化すると喉の癌に発展してしまう恐れがあるからです。症状を軽視せずに、自分の身体を大切にしていきたいですね。
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