寝起き時の鼻づまりの原因とは?根本から治すための解消法も詳しく
寝起き時に鼻づまりになっているとホント嫌ですよね。しかも朝一なので余計にスッキリしたいと考えられている人も多いのではないでしょうか?
かくいう私も、朝起きた時の鼻づまりに悩まされている内の一人です。
そんなこともあり、「なぜ朝の寝起き時に鼻づまりが起こってしまうのか」この原因が無性に気になったので徹底的に調べてみました。
原因を知ることによって、鼻づまりを解消する方法も見えてきます。
ということでこの記事では、
- 寝起き時に鼻づまりが起こる原因
- 鼻づまりを根本から治すための解消法
を詳しくお伝えします。
私は以前と比べてだいぶ鼻づまりが改善されたので、朝も気分が良いです。この記事を読んでいるあなたにもぜひこの気分を味わっていただきたいと思います。
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寝起き時に鼻づまりが起こる原因とは一体何?
寝起き時に鼻づまりが起こる原因は大きく分けて2つあります。
具体的に、
- 環境によりアレルギー性鼻炎となっている
- 自律神経のバランスが乱れている
といったものが挙げられます。
それでは、これらの原因がどういったものなのかひとつずつ詳しく見ていきましょう。
1.アレルギー性鼻炎
特段、風邪のように体調が悪いわけではないのに、鼻水、鼻づまりが見られる場合は、アレルギー性鼻炎にかかっている可能性が考えられます。
この症状は季節に関係なく年中起こるものと、季節を限定した季節性のものの2パターンに分けられます。
- 一年中見られる原因として、主なものにダニによるハウスダストが挙げられます
しかしながら、原因が一年中見られると言っても、比較的冬に強く症状が現れます。
それは、暖房で部屋を締め切っているため部屋が乾燥し ハウスダストが舞い上がるので、吸い込みやすい環境となり、普段よりさらに鼻づまりの症状が強まるのです。
- 季節性が原因のものについては、ヒノキやスギ花粉などが原因となる花粉症が主なものです
因みに、ハウスダストや、スギ花粉などのアレルギーとの元となっている原因物質をアレルゲンと呼びます。
これらがなぜ鼻づまりに関係するのかと言うと、これらのアレルゲンとの物質を防ぐための防御反応として鼻づまりを起こしているのです。
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これらの物質を生み出す大元の原因は何?
横になって寝ていると、空気の流れが変わらずに一定となるので、空気中に存在する塵や埃などの浮遊物が床に落ちます。そのため、床面には埃や花粉などのアレルゲンを吸い込みやすい環境となるので、それにより鼻づまりが起こるのです。
また、寝起き時にも布団をあげたりして整頓する際に、アレルゲンが空気中に舞い上がるので、それを吸い込むことにより鼻づまりを引き起こす原因となっているのです。
これらを鑑みると、私たちの住まいの部屋という身近な場所の空気中でアレルゲンを吸い込んでいる可能性があるというのは何とも恐ろしいことですね。
余談ですが、寝起き時に鼻水、鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎の症状が起こる現象をモーニングアタックと言います。
2.自律神経のバランスが乱れている
人は、平常時であれば、日中は自律神経である交感神経が優位に働いて、夜間は副交感神経が優位に働くと言われています。
因みに、自律神経とは、自分の意思に関係なく機能する器官の働きをする神経のことです。
※参考情報
花粉症のモーニングアタック|エスエス製薬
しかし、就寝から起床へと向かう際に、副交感神経から交感神経にスムーズに切り替わらなければ、両者のバランスが一時的に乱れます。そして、鼻の粘膜が敏感になることでアレルギー症状が起こりやすくなります。
その状態であれば、日中の交感神経時よりもアレルゲン物質の刺激を受けやすいので、モーニングアタックの状態になります。
朝の寝起き時には、通常であれば就寝中に優位になっていた副交感神経から交感神経にスイッチが切り替わります。しかし、スムーズに交感神経に切り替わらないと鼻の粘膜が過敏になり、ちょっとした刺激でアレルギー反応が起こりやすくなることで鼻づまりを起こしてしまうのです。
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注意をして欲しいのが、高齢者の方は自律神経が不安定なので、副交感神経から交感神経の切り替えがスムーズできない可能性が高まります。
ですので、ご家族に高齢者の方がいらっしゃる場合、起床時に外部からでも判断できる鼻水やくしゃみを頻繁にしているようであれば、気にかけてあげることが肝要です。
ここまでお読みいただいて、環境によるアレルギー性鼻炎にかかっていることや、自律神経のバランスが乱れていることによって鼻づまりもしくは鼻水を発症していることが理解できたかと思います。
寝起き時に痰が出る原因については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
しかし、原因が分かったものの、これを治すための解消法はどうするのか気になるのではないでしょうか?
次章では、解消法について詳しくお伝えします。
鼻づまりを根本から治すための解消法
寝起き時の鼻づまりを根本から治すためには、元から断ち切る必要があります。やはり、その場しのぎの対症療法ではなく、寝起き時を含む日頃から鼻づまりにならないようにしたいのがあなたの一番の願いではないでしょうか?
この章では、自分でも日頃から気軽にできる方法を解説します。
鼻づまりを根本から治す解消法にはどういったものがあるのかというと、
- 常日頃から掃除機をかける
- 空気清浄機で部屋の空気を綺麗にする
- 部屋の湿度を下げる
といった方法です。
上記項目について、各章に分けて一つずつお伝えしますね。
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1.常日頃から掃除機をかける
寝起き時の鼻づまりの原因となっているハウスダストの除去に一番の最適なのが常日頃から掃除機をかけることです。
ハウスダストはその性質上軽くて空気中を舞いやすいので、換気をしながら掃除をすることはおすすめできません。
ですので、掃除機をかけるタイミングとしては、空気の動きが止まっている状態である家族が寝静まっている時や、家族が外出中の間にかけると良いでしょう。
一番は毎日掃除機をかけるのが良いのですが、忙しい人は正直あまり時間をかけられない場合もあるかと思います。そのため、自分や家族の生活スタイルや、行動スケジュールをふまえ、出来る範囲で極力毎日に近づけるようにしてください。
私自身も「ここ最近の鼻づまりが激しいな」と思う日には、いかに部屋が汚れていてハウスダストが大量に床に付着しているのではないかと疑いを感じる場面があります。そのように感じる前の対策として、定期的に掃除機で掃除をしています。
現代では、ハウスダストも吸収しやすい専用の掃除機も発売されています。例えば、下記の商品などはハウスダストセンサーが付いていることで肉眼では確認することができない原因物質を吸い取ってくれるので、隅々まで部屋を綺麗にすることができるでしょう。
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ですが、布団の上では床にかけた掃除機で併用して使うのは汚れにより抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。
その場合は布団専用のヘッドに変えたり、布団用クリーナーを利用するのも手ですね。
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2.空気清浄機で部屋の空気を綺麗にする
日中の活動時においても、日頃から空気清浄機を使って空気を綺麗にしておくことでハウスダストの有害物質を減らす働きがある空気が綺麗な状態で寝ることができ、衛生面で良いです。
どういった効果があるのかというと、
- ハウスダスト
- ダニ
- カビ
- 花粉
- PM2.5
などの有害物質を空気中から除去してくれます。
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寝起き時の鼻づまりに限らず、日常的な鼻づまりを軽減してくれるのにはうってつけです。
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私も年中を問わずに常日頃から空気清浄機により部屋の空気を綺麗にしていることで、綺麗な空気が吸えているというのを肌感覚で体感しています。
3.部屋の湿度を下げる
対策として取り組みやすいのは、部屋の湿度を下げることです。ダニが繁殖しやすい湿度は60%~85%の間なので、これほどまでに高くなっていれば意図的に下げる必要があります。
観葉植物を部屋においている場合は、水やりになどで湿度が高くなりやすいです。ですので、場合によっては観葉植物を部屋から出した方が良いかもしれません。
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その他にも、
- 部屋に水槽がある
- お鍋の煮炊き
- 灯油やガスヒーターの燃焼による水蒸気
なども部屋の湿度を上げる原因となります。
ですから、そもそもの要因を部屋から排除したり、使用を最低限の時間に留め、できる限り湿度を上げない環境づくりに務めると良いでしょう。
しかしながら、上記の方法をいくらやってもなかなか自分では鼻づまりが解消されないケースもあるかと思います。
その場合は、もっと深い部分で鼻の方に問題を抱えている恐れがあるので、鼻の専門である病院の耳鼻咽喉科に行って医師の診察を受けに行きましょう。
まとめ
今回の記事では、寝起き時に鼻づまりが起こる原因と、それを起こさないための根本から治す解消法についてお伝えしましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
これまでにお伝えした内容をおさらいしますと、
鼻づまりの原因としては、
- 環境によりアレルギー性鼻炎となっている
- 自律神経のバランスが乱れている
といったことが元となっていたのです。
それらを根本から断ち切るためには、
- 常日頃から掃除機をかける
- 空気清浄機で部屋の空気を綺麗にする
- 部屋の湿度を下げる
といったことでしたね。
上記に挙げた項目を常日頃から心がけることで、鼻づまりは大幅に解消されるはずです。
しかしながら、上記の対策をしても自分ではどうしても鼻づまりを解消できないようであれば、原因は自分の鼻にある可能性が高いので、病院の耳鼻咽喉科に行きましょう。
私も鼻づまりの対策を生活のルーティンとし、隙間時間をみては積極的に取り組むようにしています。
やはり、寝起き時に限らず、鼻づまりは息が吸いにくいのが一番の深い悩みです。それを根本から治せたらどれだけ快適に過ごせるのか想像に難くないはずです。
あなたにもこれらの鼻づまりの解消法をぜひ取り入れて頂き、息がしやすい快適な状態になれれば嬉しく思います。
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