口呼吸は原因は何?対策法を実践して鼻呼吸で健康になろう!
私自身、風邪を引いたり、朝起きた時に喉が痛くなってしまうことがありました。そして、長らく原因が何なのかを特定することができずにいました。
しかし、仕事の一環で健康情報を調べていた時に、悪しき習慣として口呼吸をしていることが原因だと判明し、衝撃を受けました。
あなたがこの記事に訪れて頂いているということは、あなたやあなたの周りの関係者が、少なからず口呼吸が何らかの災いをもたらしている、とうすうす感じているのではないでしょうか?
この記事では、口呼吸をする原因が何が大元となってるのかを分かりやすい言葉でお伝えします。
あなたや大切な人にとって、これからご紹介する口呼吸の原因として当てはまるものがないかチェックしてみてください。
最後に、どのように対策すればいいのかがも書きましたので、是非ともお役立てください。
私自身現在では、後に述べる対策法を行うことで口呼吸から鼻呼吸に切り替えることができております。
あなたにも鼻呼吸が体にとってどれほど良い影響をもたらすのか。その快適さを味わっていただきたいと思います。
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口呼吸の原因は一体何?
口呼吸の原因となっているのは、私達の気づきにくいところで問題が発生していたのです。
その原因は多岐にわたります。
それはどういったものかというと、
- 鼻づまりで鼻呼吸ができない
- 口呼吸が癖になっている
- 口の周りが筋力不足で口が閉じにくい
- 歯並びが悪いことで口が閉じにくい
- 舌の位置が悪い
- 肥満になっている
といったものです。
一つ一つ詳しく解説してまいりますので、あなたにも当てはまるものがないかチェックしてみてください。
1.鼻づまりで鼻呼吸ができない
元々アレルギー性鼻炎や花粉症、蓄膿症などを持病で抱えている方は、慢性的に鼻づまりになっているケースがあります。
鼻づまりの状態であれば当然ながら鼻で呼吸をすることが困難ですので、どうしても口呼吸になってしまいがちです。
ですので、根本から解決するためには先ほど挙げた病気に対する対処をしなければなりません。
それらの病気を改善することによって鼻の通りが良くなり、快適に鼻呼吸をすることができるでしょう。
口呼吸の大元となっている根本的な原因を解消することが先決ですね。
この記事のテーマはあくまで口呼吸の原因ですので、鼻づまりの治療法については下記の記事をご覧ください。
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2.口呼吸が癖になっている
口呼吸を、自分で気づかないうちに無意識状態でしてしまっているケースがあります。
ですので、意識的に口を閉じることが肝要となってきます。
また、テレビを見たり、ゲームをしているなど何かに熱中している時は、口をあけっぱなしになっている場合があります。ですので、客観的な視点で見てもらうためにも、口が開いていたら他者から指摘してもらうのが効果的ですね。
意識が定着するまでは、常に頭の片隅に置いておき、忘れないようにしたいものです。
3.口の周りが筋力不足で口が閉じにくい
これは口呼吸が癖になってるものと似通っていますが、幼い頃から口を開けぱなしにするのが習慣になっていれば、筋力が弱っている状態が考えられます。
筋力が弱っていると口を開けている状態を維持しておくことが難しいため、自然に口が開いてくるのです。
これには数々の弊害があり、しわやたるみなどにより老いて見られやすかったり、だらしないイメージを与えてしまいます。
私自身、口呼吸の大元の原因の一つとして、口の周りの筋力が不足している場合もあるなんて思ってもみませんでした。これにより、口の周りの筋肉に意識を向けるきっかけになりました。
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4.歯並びが悪いことで口が閉じにくい
出っ歯や開咬(不正咬合)などの歯並びが悪いことが原因で、口呼吸を行っている場合があります
元々これらの障害を患っていても、「口を閉じよう」と意識すれば口を閉じることができます。 しかし、無意識下ではどうしても口が開きぱなしの状態になってしまいます。
この原因の発端として元々、
- 親からの遺伝
- 舌で歯を押す癖
- 唇を噛む癖
などの歯並びを悪くする習慣を持っていることが原因です。
親からの遺伝はどうすることもできませんが、舌で歯を押す癖であったり、唇を噛む癖は自分で意識して直そうと思えば直せるので、気をつけてください。
5.舌の位置が悪い
舌は、何もしてない時や何かを飲み込む時は、上顎にぴったりくっついているのが正常な位置です。
ですが、舌が本来の定位置にはなく口の中で浮いていたり、歯と歯の間にくっついた状態になっていれば舌の筋肉は弱まっています。
このような状態になると、気道が狭まり、無意識の内に口呼吸になってしまうのです。
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6.肥満
肥満体型の人は、必然的に首の周りも脂肪がたくさん付いています。そのため、舌が太くなり、かつ重くなります。
そのため、睡眠時に仰向けになった際には舌が下がり、気道が塞がりやすくなります その状態では鼻呼吸をするのが息苦しいので、無意識のうちに口呼吸をしてしまうことになるのです。
また、肥満体型の人に限った話ではありませんが、食べ物をよく噛まずに食べることで口の周りの筋力が衰え、口呼吸になっている可能性も考えられます。
口呼吸の大元の原因となっている要因はこんなにもあるんですね!
あなたが現在口呼吸で悩んでいるのであれば、何かしら当てはまるものがあったのではないでしょうか?
それでは、口呼吸を治すためにはどういった対策を行えば良いのでしょうか?
次章でその方法について詳しく見ていきましょう。
口呼吸への対策はどうする?
口呼吸の原因には様々な要因があることが分かりましたが、私たちが手軽にできる対策法はあるのでしょうか?
気軽に生活に取り入れやすいものを挙げると、
- あいうべ体操
という舌の体操があります。
この体操は、福岡県福岡市博多区にある「みらいクリニック」の今井院長が考案した健康法です。
どういったやり方をするのかは下記に引用しますので、参考にしてください。
「あいうべ体操」のやりかた
次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
(1)「あー」と口を大きく開く
普段よりも大きめに
(2)「いー」と口を大きく横に広げる首に筋が張るくらいまで
(3)「うー」と口を強く前に突き出すしっかりと前に突き出します
(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす顎の先をなめる感じで
(1)~(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けるこの体操は、真剣に行うとかなり疲れます。慣れるまでは、2~3度に分けたほうが続けやすいでしょう。入浴時にやるのがおすすめです。
また、「あいうべ体操」は、しゃべるときより口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。とくに顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数をへらすか、「いー」「うー」のみをくり返してください。この「いー」「うー」体操は、関節に負担がかからないため、何回行ってもけっこうです。
「ベー」がうまくできない人は、大きめのあめ玉をなめて、舌を運動させましょう。舌運動と甘味の刺激で、脳も活性化します。
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この健康法の良いところは、お子様からお年寄りまで年齢を問わず実践することができることです。お金も時間もかからないので、誰にでも取り組みやすいのです。
ですので、現在経済的に困窮している方や、時間がない方にも取り入れやすい方法で、条件を問わず実践することができてお財布にも優しいですね。
今ではこの健康法が世間から認められ、現在では世界にまで翻訳本が広まっており、大変信頼のおける方法となっています。
もっと詳しく知りたい方は、今井院長が執筆した本が出版されておりますのでこちらを参考にしてください.
自律神経を整えて病気を治す!口の体操あいうべ (Makino mook マキノ出版ムック) [ 今井一彰 ]
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口呼吸の対策グッズ
現在では文明が発達しており、口呼吸を治すための対策グッズが数多く販売されています。ですので、経済的に余裕がある方は対策グッズを購入するのも有用です。
今からご紹介する対策グッズは、主に睡眠時に口呼吸となっている時の対策として使用します。
大まかにどんなものがあるのかをご説明しますと、
- 口に貼り付ける専用テープ
- 口呼吸用マウスピース
- 鼻の穴を広げ鼻呼吸をしやすくする商品
- 口呼吸を矯正するサポーター
などが挙げられます。
どういった商品なのか、一つずつご紹介しましょう。
口に貼り付ける専用テープ
【全国送料無料】ルシータ 口呼吸防止テープ 21回用【メール便・代引き不可・日時指定不可】
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口呼吸用マウスピース
〇歯科技工士が考えたいびきくん【日本製】いびき対策のマウスピース 口呼吸から鼻呼吸へ 安眠用グッズ ※ポストイン発送 いびき防止 グッズ 安眠 ☆
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鼻の穴を広げ鼻呼吸をしやすくする商品
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口呼吸を矯正するサポーター
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などがあります。
しかしながら、これらの口呼吸対策グッズを用いてもどうしても改善がみられないようであれば、病院に行くことも検討してください。
特に先ほど原因の項目で取り上げた
- 鼻づまりで鼻呼吸ができない
- 歯並びが悪いことで口が閉じにくい
などは重度の場合、自力では根本的な解決ができない可能性も考えられます。
その場合は、
- 鼻づまりが原因となっている場合は耳鼻咽喉科へ
- 歯並びが悪いと感じている場合は矯正歯科へ
など、自分の容態に合わせて適合する病院を選んで診察に向かってください。
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まとめ
ここでは、口呼吸の件について詳しくご説明してまいりましたが、あなたやあなたの関係者の方の容態に当てはまるものはありましたでしょうか?
今までお伝えしたことを振り返りますと、口呼吸の原因となっているものとして、
- 鼻づまりで鼻呼吸ができない
- 口呼吸が癖になっている
- 口の周りが筋力不足で口が閉じにくい
- 歯並びが悪いことで口が閉じにくい
- 舌の位置が悪い
- 肥満になっている
ということでしたね。
これらの元となる原因は自分で対策できるものも多いですので、改善するためにまずは自身で最善を尽くしてください。
しかし、自分で対策や対処をしてみたものの、どうしても改善できないようであれば、専門の病院に向かうことを視野に入れてください 。
幸いなことに私の場合は軽度のものだったので、あいうべ体操や口に貼り付ける専用テープを使うことで口呼吸を改善することができております。
あなたにもこれまでご紹介した方法を取り入れ、口呼吸の大元の原因を断ち切り、快適な鼻呼吸をして健康になってください。
<参考サイト>
静岡歯科様
株式会社ラクシーズ様
湘南美容外科様
みらいクリニック様
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