寝てる時によだれが出る原因は身近なところに…その対策も詳しく解説
寝てる時によだれが出ている原因って何なんでしょうか?
あなたがこの記事を見てくれているということは、少なからずご自分や、あなたの家族でよだれに悩んでいる方がいるからだと思います。
私も、朝起きたときに「なんか冷たいなぁ~」と思って枕を見ると、よだれでぐっしょり濡れていることがあります。
やっぱり自分の枕をよだれで汚したくはありません。なので「どうすればよだれが出なくなるのか?」原因を知りたくなり、じっくり調べてみました。
原因を知ることによって、どう対策すればいいのかも見えてきました。
この記事を読んでいただければ、
- 寝てる時によだれが出る原因の解明
- 今後よだれが出ないための対策法
が、手に取るようにわかりますよ。
私自身、この記事に書いてある対策法を実践することによって、今現在よだれが出なくなりました。
なのであなたもきっと、寝てる時のよだれで悩むことがなくなり、スッキリ気分良く目覚められるようになりますよ。
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寝てる時によだれが出る原因は一体何?
よだれが出る原因は、いくつかの要因があります。
それがどういったものかというと、
- 口呼吸をして寝ている
- 顎(あご)の筋力が低下している
- 寝相が悪い
といったことが挙げられます。
それでは、項目別にそれぞれ詳しく見ていきましょう。
1.口呼吸をして寝ている
寝てる時によだれが出る原因として一番可能性が高いのが、寝てる時に口を開けたまま呼吸をしているからです。
口を開けぱなしで呼吸することにより、口の中が乾燥してしまいます。
口の中の乾燥を防ぐために、身体の反応としてよだれが溢れ出てくるのです。
口呼吸をしてしまう大元の原因としては、鼻炎などの影響で鼻がつまり、鼻で呼吸をしにくいために口呼吸になっていることが考えられます。
もし、あなたに鼻づまりの兆候も見受けられるのであれば、それが大元の原因となって寝てる時によだれが出ているのかもしれません。
私自身も寝てる時のよだれで悩まされてきましたが、大元を辿れば鼻づまりが原因だったことが分かりました。
ですので、根本の原因である鼻づまりを治すためにはどうすればいいのかということについても後ほどお伝えしますね。
こちらの記事でも、鼻炎での鼻づまりについて詳しく言及していますので、知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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2.顎の筋力が低下している
寝てる時によだれが出る他の原因としては、顎の筋力が低下していることが考えられます。
現代の私たちの食生活では、柔らかい食べ物も多く普及しており、硬いものを意識的に食べる機会もそれほど多くはなくなりました。
それにより、必然的に噛む力を必要としないので、それに呼応して弱くなってしまったことが背景にあります。
日常的にも顎の筋力が弱っているのは自明の理です。そして、寝てる時はさらに顎の筋力が緩むので、それにより無意識に口が開きっぱなしになり、よだれが垂れてくるのです。
私もまさか顎の筋力が低下していてよだれが出てくるなんて、1ミリも思いもしませんでした。
これからは柔らかくて食べやすい物ばかり食べずに、バランスの良い食生活を意識して心がけていこうと思っています。
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3.寝相が悪い
仰向けに寝ることができれば、よだれも垂れようがないので絶対に枕の上にこぼすことはありません。
しかしながら、寝相が悪いと横を向いたり、うつ伏せになって寝ることによってよだれが垂れてくる恐れがあります。
そして、最初からうつ伏せ状態や、横向きになって寝ることによって、ずっとその状態でいるのが苦しくなります。そして、寝てる間に無意識に体勢を変えることによって、よだれが出ている場合があります。
寝てる時によだれが出る原因として、上記の項目を挙げました。
しかし、原因が分かったものの、この原因を引き起こさないための対策は何をすればいいのでしょうか?
次章で、よだれが出ないための対策法をお伝えします。
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よだれが出ないようにするための対策法
よだれが出る原因については、ご理解頂けたかと思います。ここからは、上記であげた原因についてのそれぞれの対策法について述べていきます。
その対策法として挙げられるのが、
- 口呼吸を防ぐ
- 顎の筋肉を強化する
- 正しい姿勢で寝る
ということです。
それでは、各項目について一つずつ見ていきましょう。
1.よだれの原因となる口呼吸を防ぐには?
慢性的に鼻炎で鼻づまりなどを起こしていれば、無意識の内に口で呼吸をしてしまっています。
ですので、鼻づまりでどうしても鼻で呼吸がしにくい時以外は、意識的に口で呼吸をするようにしましょう。
しかしながら、どうしても鼻づまりが気になってしまい、鼻で息がしにくく、イライラすることもあるかもしれません。
しかしながら、現代では鼻の通りを良くする便利な器具も開発されています。「鼻づまりは気になるけど病院に行くまでもない」と思われる場合は、鼻づまりを解消する専用の器具を使ってみるのも良いでしょう。
これを鼻に装着することによって、鼻腔を広げて鼻の通りを良くし、鼻で快適に呼吸をすることができます。
それでも、対症療法ではなく、根本から治したいのであれば、耳鼻咽喉科に行って鼻に何か問題がないか診断してもらった方が確実でしょう。
そして、万が一アレルギー性鼻炎や、副鼻腔炎などの診断結果が出た場合は、医師の指示に従って治療に専念してください。
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2.顎(あご)の筋肉を強化する
顎の筋肉が弱まっていることが原因でよだれが出るのは先に述べたとおりです。それを強化するには、食べ物をしっかりとよく噛んで食べることが肝要です。
それにより、口や、顎周りの筋肉が鍛えられ 、日常時でも口を少しずつ閉じていくことができるようになります。
顎の筋力強化に最も適しているのは、ガムを食べることです。これにより唾液の分泌も促され、口臭も予防する働きがあるので一石二鳥ですよ。
しかし、ガムであれば何でもいいわけではありません。市販で売られているガムの中には、虫歯になってしまう商品が大半です。ですので、できれば甘味料がキシリトール100%のものを選べば、ガム選びには間違いありません。
市販で売られている甘いガムは一般的に虫歯になりやすいとされています。しかしながら、歯科医院でも売られている専用のキシリトール入りのガムであれば、虫歯の予防に効果があるので、おいしく食べられて歯の健康にも良いのでお得です。
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3.正しい姿勢で寝る
正しい姿勢の状態で寝るのに最も最適なのが仰向けで寝ることです。 仰向けには血流を全身に行き渡らせる働きがあるため、 身体の血管内で血液が固まることなく、健康的な寝方です。
具体的な仰向け寝のやり方は、「熟睡研究所」から引用させていただきます。
「仰向け寝」の際には、手足は広げた状態が理想的です。手足を広げるとスムーズに放熱を行うことができ、深部体温が下がるため、寝つきが良くなるのです。組んだ両手を胸やお腹の上にのせると眠りが浅くなったり、悪夢を見やすくなったりするため注意してください。
仰向け?うつ伏せ?横向き?睡眠時の正しい姿勢とは|熟睡研究所
この文章にもあるように、仰向け寝は手足を広げて寝ることです。これにより、体の熱を分散させることができ、快適な眠りを実現できます。
その他のメリットとしては、体の歪みが解消されたり、 お腹が上に向くことで腹式呼吸がしやすくなります。
腹式呼吸をすることによって、体のリラックス作用がある副交感神経が活発に働き、深い睡眠を摂ることができます。
私自身も、最初から無意識の内に横向きになって寝る癖があったので、寝始めの時に仰向けになって寝ることを意識していこうと思います。
まとめ
今回の記事では、寝てる時によだれが出る原因ついて詳しく言及してきました。
今までお伝えしてきたことを振り返りますと、寝てる時によだれが出る原因としては主なものに、
- 口呼吸をして寝ている
- 顎の筋力が低下している
- 寝相が悪い
といったことが挙げられましたね。
そして、その原因の対策法はどうするのかといえば、
- 口呼吸を防ぐ
- 顎の筋肉を強化する
- 正しい姿勢で寝る
これらを行うことによって、寝てる時によだれが出るのを改善に導いてくれるでしょう。
口呼吸というのは、全く知識がない方からすれば、それ自体が良いものか悪いものかの判断もつかないかと思います。私自身もそうでした。しかし、上記で挙げた通り、口呼吸には多くの弊害があるのです。ですので、この記事をきっかけに鼻呼吸を意識していただければ、多くのメリットを享受できると思います。
また、顎の筋肉を強化すると良いのは私自身も意外な発見で、まさかこんなところからよだれの原因が生じているなんて思いもしませんでした。
そして、今度から機会があれば、キシリトール入りのガムを噛んで、虫歯予防も兼ねて顎の筋肉強化に積極的に取り入れていきたいと思います。
この記事を読んでいただいたあなたにも、上記の対策法を取り入れて頂き、寝てる時によだれが出ない快適な目覚めを迎えて頂ければ、これ以上の喜びはありません。
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