首こりとしこりの違いは?頭痛時の解消法も伝授!
首こりとしこりの違いは、一体どのようなものなのでしょうか?ただの首こりだと思っても、実はしこりができていたり、頭痛の症状が表われたりすると、悪性の腫瘍に発展する可能性もあるのです。今回は、首こりとしこりの違いを説明した上で、頭痛時の解消法をご紹介します。
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首こりとしこりの違いは何?
最初に首こりとしこりの違いについてご説明します。首こりは、疲れが溜まり、筋肉が長時間緊張している部分が、痛くなったりすることです。首こりは血液の悪循環からできるので、血液の流れを良くするために温めて治します。筋肉の構造が複雑な首の筋肉を、強く触ると首を痛めてしまう原因となるので、もし、首こりがひどくなってしまったら、布で巻いたホッカイロをあてる、温湿布を貼る等して温めることが大切です。
首のしこりは、後頭部の髪の生え際・耳の傍・顎のライン等に通るリンパに、外から侵入してきた細菌やウィルスを、身体が排除しようとした時に残る不要物が溜まってしまったものを言います。緊張性頭痛を伴う、ストレス性のしこりであれば、森林浴をしたりお風呂に入ったり、ヒーリングの音楽を聴いたりすることで、自然治癒が見込まれます。
ただ、悪性腫瘍や感染症が原因のしこりは、早めに専門医の診察を受けた方がよい場合もありますので、しこりがあると思ったら、まずは医療機関に相談することが大切です。
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首こりによる頭痛時の解消法はコレだ!
首こりによって、辛い頭痛の症状が表われることがあります。この首こりによる頭痛時の解消法をお伝えします。
首こりになると頭痛が起こりやすくなるのは、頭と肩とを結ぶ筋肉が硬直することに関係しています。頭に近い側頭筋群や肩甲骨周りの僧帽筋群等の筋肉が硬直し、血流が悪くなったりすると、頭の筋肉が緊張してしまい、頭痛が起こってしまうのです。
この頭痛を解消するには、首の後ろと背中の筋肉がほぐれるように、身体を動かすことが大切です。両肩を大きく回す、手を後ろで組んで胸を広げ、顎を高くする等、筋肉を意識的に伸ばすことで、首や背中の筋肉がほぐれ、首こりによる頭痛が軽減されます。
また、血流が悪くなることも頭痛の原因ですので、首や背中周りの筋肉を温めることも効果的です。夜は40度~41度の温度の浴槽に肩までつかり、身体を冷やさないようにして就寝することが大事です。
首こりによる頭痛時の解消法として、もう一つオススメしたいのが、首の裏側に、3つ並ぶツボ「あ門」「天柱」「風致」というツボを押すことです。頸部血行を良くし、頭部の血液がスムーズに流れるように助けてくれます。
ただ、自然治癒で改善がない場合は、市販の薬剤を使ったり、専門の医療機関を受診して治療することが必要になります。
まとめ
今回は、首こりとしこりの違いについて説明し、首こりによる頭痛時の解消法をご紹介しました。冷暖房が入ったオフィスで働くと、目や首、肩の疲れを感じることは多くあります。気遣いによるストレスもありますよね。
首こりがひどく、頭痛も出てしまった場合は、無理せずに、少し席を外して休憩をとり、肩を回す時間をとって、気分を楽にしてあげることが大切です。
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