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健やかライフ

拒食症を克服する食事内容や回復期の食事内容を解説!

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拒食症とは、10代から20代の女性に圧倒的に多い摂食障害の1つです。その克服には食事内容の改善によって回復期を経るのが普通です。
 
この拒食症は、大きなストレスやダイエットをきっかけに、食べることを悪いことと考えて、正常な食事が摂れなくなってしまうのです。

そして、それが原因となって身体へ深刻な影響を与えたり、最悪の場合命まで落としてしまいます。

「個人の生活の問題で、甘えに過ぎない。」そんな声もときに聞かれますが、そんなことはありません。食事についての苦しみ、悩み、それだけでも治療すべきものになるのです。

今回は、この拒食症を克服するための食事内容や、回復期に入った場合の食事内容を紹介していきましょう。




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拒食症を克服する食事内容はどんなメニュー?


まず、拒食症を克服する最初の段階での食事内容についてです。先に言ってしまいましょう。好きなメニューを食べてください。

そもそも拒食症の患者は、食事内容にかかわらず、食べるということに罪悪感を抱いているケースがほとんどです。自分は太っているという思い込みに怯え、何かを食べる自分は弱い駄目な存在だと思い込んでいるのです。

重度の拒食症は命に関わります。そのときは、栄養などをどうこう言ってはいられません。食べられるものを何とか食べてください。

拒食症克服に一番大切なのは、「食べてもいい」「食べることは大切なことだ」と理解することです。詳しくは後述しますが、拒食症はその後過食症に転じることが多いです。無理な量を食べて、食べ過ぎたことに怯え、それを吐き戻す、といった具合です。

拒食症や過食症といった摂食障害のサイクルには、栄養の観点での理由もありますが、何よりもそういった心の問題が大いに関わっているのです。

栄養素云々を考えるのは回復期に入った後でいいのです。拒食症克服の第一歩、そして最も重要なことは、食べる事への罪悪感を消すことです。

拒食症に立ち向かう初期段階では、好きなものを美味しいと思って食べましょう。




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拒食症でも食べない方が良いもの

前述の内容では、拒食症に陥った際の食事メニューは何を食べてもいいと述べましたが、そうは言っても何を食べたらいいのか悩む方もいらっしゃるかと思います。

そのため、できることなら食べない方がいいかな、というものについてもお話ししておきましょう。

ただし、一番大切なのは食べたいと思って食べること、食べられるものを食べることですから、必ずこれを食べてはいけないわけではありません。あくまでも参考程度に考えてください。

メニューとしては、やはり添加物の多いもの、コンビニ弁当やジャンクフードなどはあまりよくありませんね。脂っこいものは消化の負担で、拒食症の人の胃がびっくりしてしまう可能性もあります。

それから、糖分の多いものも、後述の過食に繋がりますので、あまりよくありません。

繰り返しですが、これはあくまで参考程度にしてください。ジャンクフードでもスナック菓子でも、それ以外食べられそうにないならそれでもいいのです。

拒食症の回復期の食事内容とは?


さて、次に拒食症の回復期の食事内容についてです。メニューとしては、炭水化物を抜いた、野菜などのおかずを中心としたものがいいでしょう。

上でも少し書きましたが、拒食症の患者はその後過食症に転じることが多いです。それは栄養失調や、飢餓状態でのビタミンB群や、鉄分、亜鉛の不足が原因です。このうち、特に鉄分と亜鉛はインスリンの正常な分泌に関わってきます。過食症の予防、改善には、このインスリンの存在が重要なのです。

インスリンとは、血糖の量を調整するホルモンのことです。血糖が多すぎると高血糖となり、糖尿病に発展するのです。食事をとると、血糖を下げるために、このインスリンの量が増えます。

普通インスリンによって調整される血糖ですが、それが減っている低血糖状態では、体が糖分を欲します。その欲から、患者は無理な量の食事を摂ろうとします。

このとき、回復期のメニューから除いた炭水化物、つまり米飯やお菓子などは、血糖値を急激に上昇させます。

急激に血糖が増えると、血糖値を調整するためにインスリンの量が過度に調整されます。するとそれが過度な血糖の減少を招き、再び低血糖に陥り、その結果また食べる、といった悪循環が発生します。

このような事態を避けるために、回復期の食事内容では、炭水化物を抜いて野菜などのおかずを中心としたものを摂りましょう。そして、ビタミンB群や鉄分、亜鉛の不足をカバーしてください。

拒食症の話から過食症の話に話題が飛んでいる、と思うかもしれませんが、拒食症の回復を目指すとき、過食症にならずに克服できるのが理想的です。そのために、このような対策が必要なのです。




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拒食症回復期の過度な過食を予防するために

さて、この過食の予防について、もう少し詳しく見ていきましょう。まず予防のための第一は、先にも述べた炭水化物によるインスリンの分泌量調節です。これにより、身体が食事を欲するのを、ある程度抑えることができます。

もう一つ必要なのは、心の対策です。痩せていたい気持ちと、けれど体重を増やそうとする気持ちが混在し、患者は混乱してしまいます。心と体がちぐはぐになって、その負荷が更に症状として現れます。

拒食症は病院の内科、精神科、心療内科での治療ができます。そして、大半の摂食障害を扱う病院では、様々な療法と共にカウンセリングも行われています。

患者の食べることへの意識や、抱えている悩みなど、きちんと誰かに受け止めてもらって、そして緩やかに変化させていくことが必要でしょう。自分だけでなんとかしようとせず、病院に通うことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 摂食障害はあまり馴染みのないものですから、少し想像し難い部分もあったかもしれません。

これまでの記事総括として、内容をいま一度振り返っておきましょう。

  • 拒食症に陥っても食事メニューは好きな物を食べて良い
  • 食べない方がいい食べ物は、コンビニ弁当や、ジャンクフードを避ける
  • 回復期の食事内容として、野菜を中心とした食生活に変える
  • 痩せの進行が進んで心配であれば、病院の内科、精神科、心療内科での治療やカウンセリングを受ける

しかし、痩せたいという思いは、美を意識する方であれば一度は考えたことがあるものだと思います。ゆえに、摂食障害になる可能性は、誰にでもあるのです。けれども、なかなか正しい理解が広がっているとは言いにくい状況です。

筆者の助言ではありますが、この記事をきっかけに拒食症への知識を深め、そのようになった人の支えが少しでもでき、役に立って頂ければ幸いです。

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