インフルエンザで悪寒がある?段階別にどう対処するかを徹底解説!
インフルエンザは、毎年11月下旬から4月頭にかけて流行するインフルエンザウイルスによって起こる感染症の病気です。
この症状の特徴として、全身の悪寒が続く後に急激な38℃以上の高熱が見られ、頭痛、筋肉痛、関節痛、嘔吐、下痢などの複数の症状を発症します。
私がなぜこの記事を書こうと思ったのかというと、私の親友がインフルエンザにかかっていたことがあったので、その時のとても辛い話を伺って他人事ではないなと思ったのです。
その親友曰く、悪寒が出て、実際にインフルエンザなのかどうかまだ判断がつかなかったのですが、後ほど病院に行って初めてインフルエンザであることを診断されたそうです。
このように、この突発的な悪寒が続くのがインフルエンザが原因のものなのか。そして、対処法をどうするべきか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
あなたがもし悪寒を感じ、自分の体調がどういった状況なのか分からず不安なのであれば、今後この記事でお伝えする内容は必ずお役に立てるはずです。
実際に万が一あなたにインフルエンザに感染する兆しがあった時に、悪寒が進行している状態を段階別に分けて、いろんな側面から対処法を詳しく解説していきます。
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悪寒が治まらない時の対処法
悪寒が出ているということは、熱が上がるまでの前兆です。その状況が長引くと辛いのではないでしょうか?
ここでは、悪寒の症状を段階別に分けて詳しくご説明します。
インフルエンザかどうか分からない状態での悪寒初期の対処法
現時点でインフルエンザかどうかまだ分からない場合は、必ず病院に行って診断を受けましょう!
悪寒というのはインフルエンザの初期症状の1つです。1日~2日ほどで、熱の高まりとともに悪寒が薄まっていくことはありますが、十分にインフルエンザと疑う理由になりますよ。
その上で、診断を受けないと治療に掛かれない分、病状が良くなりにくいです。たかがインフルエンザと考えない様にしてください。
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1918年にアメリカで人類において初めてのインフルエンザが流行しました。その際には全世界で6億人が感染し、なんと4000万人~5000万人の方が亡くなったと記録されています。
まだ治療法が確立されていなかったからこそ、そうした状況に陥った訳です。
病院に掛からなければ、その状況としてはその時代と何ら変わりはありません。もちろん栄養状態などの違いはあるでしょうが、インフルエンザを軽く考えないことが大切だと思っています。
もちろん、厚着をするなどして悪寒を軽減させることも大切ですが、何よりも真っ先にしていただきたいのは、診断を受けて何が原因なのかをハッキリさせることです。
それが最大の対処だと思っておいてください。
その上で、悪寒を軽減させる為にあれこれと対策することも必要でしょう。そこについては次の章で触れていきますね。
インフルエンザと分かっていて、悪寒が続いている場合の対処法
病院に行って検査を受けてからインフルエンザと診断された場合は、今後どういった対処をしていけばいいのでしょうか?
自分でもできることを各項目別にお伝えします。
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厚着をする
これは誰もが思いつきやすいものだと思いますが、服を厚着することです。
これにより、体を温め、体温を上げることができます。
これは、冬の時期で寒いことから無意識にやってしまうと思うので、言うまでもないかもしれませんね。
温かい食べ物を摂る
悪寒がある時は、まず体を芯から温めることが大事ですので、温かい食べ物を食べる様にしましょう。
おすすめは、消化の良い煮込みうどんや、おかゆが良いでしょう。
高熱が出てくると悪寒はなくなっていきますが、 それに伴い脱水症状になりやすいので、水分補給は欠かさない様にしてください。
温かい飲み物を飲む
同じく体を温めるのに効果がある飲み物としては、緑茶がおすすめです。また、意外ですが、緑茶でうがいするのも効果化的です。
それは、株式会社伊藤園と静岡県立大学の共同研究により、インフルエンザの予防に効果があるカテキンやテアニンと呼ばれる成分が、ウイルスの不活化させることを証明しています。
※参考情報
伊藤園の研究結果
上記の共同研究でも証明されている伊藤園の緑茶はこれが良いですよ!
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室温を上げる
悪寒に即効性があるのは、やはり部屋の室温を上げることではないでしょうか?しかし、インフルエンザが流行する時期は冬ですので、多くの方は必然的に暖房器具は使っていることだと思います。
ですので、ここは電気代をケチらずに暖房器具で室温を高めましょう。無駄な外出を控えるのも有用ですね。
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関連情報 お風呂は控えた方が良い
お風呂は一見体が温まりやすい様にも思えますが、これは治りを遅くしてしまう原因になりかねません。
と言うのも、お風呂に入るには服を脱がなければなりませんから、その時の寒さがさらに悪寒の追い打ちをかけます。
また、お風呂に入って温まっても汗をかいて出る頃には体温を下げ、湯冷めや、体力を消耗してしまいます。
ですので、入浴は控えた方が良いでしょう。
気分転換にどうしても入りたい場合は、43℃程度の足湯に留めましょう。 足を温めることでも血流が良くなり、身体全体を温める効果があります。
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長期間悪寒が続いている場合の対処法は?
インフルエンザが治っていたのに、悪寒が再度続いている場合は、インフルエンザが再発する前触れの可能性もあるので、必ず病院に行って診断を受けましょう!
悪寒の原因がインフルエンザであった場合、その特徴として、強い悪寒、寒気を感じてそこから急激な高熱に至る場合が多いです。
熱が上がっていった場合は、悪寒は高熱が上る前の数時間から1日で治ります。しかし、微熱状態でかつ悪寒が長く続くようであれば、今後さらに熱が上がっていく恐れがあります。
悪寒がいつまで続くのかの定まった期間は、症状の度合いにより変動しますので、決まった日数はありません。
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まとめ
今回は、悪寒を発症しているが、その原因がインフルエンザによるものなのかどうか。そして悪寒の状態に合わせて段階別の対処法をお伝えしました。
これらの内容を簡単にまとめると、
初期症状の段階では、
悪寒が生じており、インフルエンザの疑いがある場合は、すぐに病院に検査に行くことです。
また、インフルエンザと分かっていて、悪寒が続いている場合の対処法としては、
- 厚着をする
- 温かい食べ物を摂る
- 温かい飲み物を飲む
- 室温を上げる
といったことでしたね。
注意点としては、
- お風呂は控えた方が良い
ということです。
悪寒を発症している時に、お風呂に入ると、体温を下げ、湯冷めをし、治りを遅くしてしまいますので、治るまでは入浴は控えましょう。
また、インフルエンザが治ったと思っても再び悪寒が発症した場合は、インフルエンザの再発の恐れがあるので、速やかに病院に行くようにしてください。
これらを総括すると、悪寒が発症している時期はどのタイミングなのかを考え、その時の段階別によって自分の体調と相談しながら、どうするかを判断するようにしましょう。
私も初期症状として悪寒の状態であった場合、何らかの病気の可能性が高いと踏んで、上記内容で書いた様なできる限りの対処をやっていこうと思います。
あなたも万が一悪寒の症状に悩んでいるのであれば、上記で挙げた段階別の対処法を取り入れてみてください。
あなたの体調が快方に向かうよう、強く願っています。
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