肺がん初期の再発率 転移時、治療法は手術で完治するのか!?
肺がんはがんの中でも死亡率が高いことで知られています。そして、それは転移による再発の場合も多いのです。ところで、肺がんには4つの段階分けがあります。ではその初期の場合、再発率や転移したときの治療法はどのようになるのでしょうか? 手術によって完治に至ることはできるのでしょうか? 今回は肺がん初期について詳しく見ていきましょう。
スポンサーリンク
肺がん初期の再発率 転移はしやすいの?
ではまず、肺がん初期の再発率や、転移のしやすさについて見ていきましょう。その再発率も転移も、治療によって下げること、減らすことができます。
肺がんは再発率が非常に高い病気で、肺がん全体では50%以上とされています。しかし、がんの4つの段階分けの初期、ステージ1の段階では、治療によって20%程度まで下げることが可能なのです。現代では医学の進歩によって、非常に効果的な治療法が確立されてきているのです。
肺がんの転移には主に2つの種類があります。切除したがん細胞がどこかに残っており、全く同じ型のがんが再び発生する場合が1つ。そしてもう1つが、がん細胞が身体のどこかに移ることで発生してしまう、いわゆる転移による再発です。
肺がんは転移が多い病気です。しかし、これも同じように、治療をきちんと受けることで、その確率を下げることができるのです。放射線による治療法や、抗がん剤による治療法が確立されていますから、病院側ときちんと相談して行っていくべきですね。
スポンサーリンク
肺がん初期の治療法 手術で完治する?
続いて、肺がん初期における治療法についてです。初期、つまりステージ1の段階であれば、大体は手術によってがん細胞の切除が行われます。それによって、おおよそ7,8割の患者が完治へ向かえます。
そもそもがんとは、再発と完治の判別が難しいものです。その中で、5年生存率がよく用いられます。治療を開始してから5年を生存できる人の割合のことで、5年の間、再発がなければ一応の完治とされます。
そしてこの5年生存率、肺がん初期では70~80%程度と割と高い値となっています。これがステージ2やステージ3であると、半分を割って50%に達しなくなってしまうのです。
総じて、肺がんは初期であれば、癌細胞を切除する手術によって快方へ向かいます。そして、半分を超える人が完治と言える状態にまで行くことができるのです。
ただし、このような完治は患者がきちんと医師の指示に従って、あるいは相談を十分にして、治療を受けることが前提にあります。そして、がんを促進させてしまうような行動をしてしまえば、回復は遅れ、更に苦しい思いをすることになるのです。
例えばたばこを吸ったり、過度な夜更かしなどは、がんを助長し、身体の免疫を下げてしまいます。確かに、やりたいことを我慢したりしなければならないのは、とてもつらいことだと思います。しかし、がんからの回復には必要な事なのです。周りからの協力も得ながら何とか耐えて、そして病気に打ち勝っていきましょうね。
【関連記事】
肺がんの再発での生存率と余命 抗がん剤治療で完治できるのか!?
肺がんステージ3の余命 生存率がヤバい!
肺がん 抗がん剤治療での余命と生存率 効果や副作用が心配!
肺がんで放射線治療の期間や費用 完治できるのか!?
肺がんステージ4の余命 イレッサ(治療薬)や手術で完治できるのか!?
スポンサーリンク