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健やかライフ

肺がんステージ4の余命 イレッサ(治療薬)で完治できるのか!?

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肺にがん細胞ができる肺がん。そのステージ4と言えば、いわゆる末期の状態です。その段階では、余命はどの程度と言われるのでしょうか?

そして、手術の他にも治療薬であるイレッサなど、様々な治療法が確立されつつある今、その完治はできるのでしょうか?

特にがんは進行するほど転移して全身に広がっていきますが、末期とも言われるステージ4のとき、そのがん細胞を完全に除去することはできるのでしょうか?

末期のがんと言えども、やはり生きている以上楽しく、充実していたいものです。そのためには、質の良い生活を支える治療が不可欠です。

今回は、肺がんがステージ4に到達したときの余命、治療について見ていきましょう。




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肺がんステージ4の余命はどのくらい?


最初に、肺がんステージ4での余命についてです。ステージ4はつまり末期の状態と言うことです。ここから完治することは相当希です。そして、その余命は非常に短いと言わざるを得ません。

より具体的に、5年生存率を使って述べましょう。5年生存率とはその名の通り、がんの治療開始から5年を生きられる確率のことです。症状や程度は人によって異なりますから、一概に余命がどのくらいであると断じることはできません。

ゆえに、今回はこの5年を生きられるかを1つの指標としてご紹介します。

肺がんステージ4の5年生存率は、2014年のデータで4.7%となっています。ステージ1が80%を、ステージ2でも40%を超えていることを考えると、非常に少ない数値です。重症化すると、そのまま余命にも直結することが分かりますね。

肺がんはがんの中でも全体的に余命が短い傾向にあります。あとで詳しく述べますが、ステージ4ともなると、完治の見込みは非常に低いです。患者には残された時間を考えることが重要ですね。

そして、その残された時間で治療をどうするのかも重要な問題です。次に、肺がんステージ4の治療法について、完治するのかどうかも併せて見ていきましょう。




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肺がんステージ4はイレッサ(治療薬)で完治できるのか!?

まず完治についてですが、先にも少し触れておりましたが、肺がんはステージ4まで進行してしまうと、もう完治は難しいです。そして苦しい治療法を続けるか、生活の質を保つような方法へ切り替えるかという選択を患者に迫ることになります。

では実際の治療法を見ていきましょう。まず薬物療法、中でもイレッサを取り上げます。イレッサは肺がんに非常に効果的な薬として注目され、一時社会を騒がせたこともありますね。

これは抗がん剤と違って、がん細胞を狙って作用させることができ、正常な細胞への影響がない、まさに夢の薬だったのです。

しかし、イレッサは肺がん治療に最適な薬と目されていましたが、実は間質性肺炎を引き起こす副作用がありました。これによって死に至ることも少なくない、大きなリスクを孕んでいたのです。

そして、それだけのリスクを背負ってイレッサを服用しても、完治することはほぼできません。勿論機能はしていますので、他に選択肢のない人には、十分な検討を経た上で使われることもあります。

このような効果と引き替えに、リスクを背負う薬は肺がんの治療に多いです。抗がん剤もそうですね。このような薬を用いていくかどうかは、ステージ4の患者及びご家族が最終的に決めるべきことです。

また、薬物治療は長期的に行われますから、そのペースなども考える1つの要素になります。同じステージの肺がんの患者でも、ある人はイレッサを2日に1回にしてワクチンを併用、ある人は1日1回の服用で他の大きな治療はしない、といったように、それぞれの選択肢があります。

自身の身体、経済力、様々な事情を鑑みて、また医師と相談して、自身に適した治療法を模索していきましょう。

また、前述の内容で抗がん剤の話が出ましたから、次はこの抗がん剤を用いる、化学療法のご説明をしていきましょう。




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肺がんステージ4の治療は化学療法


化学療法とは、抗がん剤を使って行われる治療法です。抗がん剤にはがん細胞の増殖を抑える作用があり、手術のような局所的なものでなく、身体の広範囲にわたって作用することができます。

抗がん剤は、多くのがんのステージで選択されますが、それだけで肺がんを根本からなくすことは不可能です。あくまでも進行を遅らせ、転移をとどめるものと考えた方が良いでしょう。

副作用も起こる薬ですから、選択の際にはよく医師と相談してください。

がんの根本的な完治が最も期待できるのは、がん細胞そのものを切除する手術では?と考える方も多いでしょう。最後にこの手術での治療法についても見ておきましょう。

肺がんステージ4は手術で完治は?

手術でがん細胞を全て切除すれば、完治に向かっていかないのか、そう考える人もいるかもしれません。実は、ステージ4は、もう手術ができない段階なのです。

そもそもステージ4とは、肺だけではなく他の部位にがんが転移している状態です。その状態でがん細胞を除去しようとすれば、何度も手術を行わなければいけません。それは患者の身体に、多大な負担をかけます。

ですから、肺がんステージ4の治療法では、抗がん剤治療や放射線治療が主に行われているのです。根治的ながん細胞除去、完治を目指す手術は行われません。

繰り返しになりますが、肺がんステージ4では完治はほぼできません。ゆえに完治を目指した治療法ではなく、身体に負担をかけない、がんによる苦痛を減らすような治療法が行われるのが一般的なのです。

まとめ

いかがでしたか? 肺がんステージ4、末期のご説明ということで、あまり明るくない記述ばかりで気が滅入ってしまいそうだったかもしれません。

ステージ4は、もうがん細胞が進行し、完治は難しい上に余命も短いというつらい事実に満ちています。しかし、それでも発覚した時点で命が尽きるわけではありません。そこから人生をもっと太く長いものにしていくことができるのです。

そのために医療があるのです。自分の人生を最後まで気持ちよく生きられるように、治療法をよく知り、選択していくことが、患者に必要なことなのだと思います。

イレッサも、その選択肢の1つです。個人的な意見としては、自分に今ある体力、その他の薬との兼ね合いをきちんと考えた上ならば、イレッサを使うことには問題がないように思えます。

勿論自分だけでは分からないことですから、専門である医療スタッフときちんと相談して、治療していきましょう。

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