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健やかライフ

双極性障害2型の症状 一般的なものと知人A美さんの場合

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あなたやあなたの周りの方が、元気になったかと思えば一気に何もやる気が起きなくなったり、妙にイライラして攻撃的になる日々が続いたりということがありませんか?

ある程度のことなら誰もがあり得ることです。しかしそれが極端だったり長く続いたりするようだと、もしかしたら双極性障害2型の疑いもあります。

この記事では、双極性障害2型の症状を可能な限り取り上げます。もちろんそうでない可能性もありますので、各項目を見ながらチェックしてみていただければと思います。

併せて、現在双極性障害2型を患っている私の知人・A美さんの生の声もお届けします。

それらを踏まえつつ、双極性障害の一般的な症状や、自身の病気をはっきりさせるため、似た症状についても言及していきます。




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双極性障害2型の症状はどういったものなのか?

医療法人社団ハートクリニックが自身のホームページで発信している情報によると、双極性障害2型の症状は日常生活に悪影響をきたす方もいて、軽躁状態とうつ状態を繰り返していくそうです。

因みに軽躁状態がどんな症状なのか簡単にご説明しますと、用語解説サイトのコトバンクに記載されている情報によれば、

躁状態の程度の軽いもの。気分が高揚して活動的になり、眠らなくても平気な状態が数日間続くが、本人も周囲の人も特に困らない状態。軽躁病。軽躁症。

出典元:コトバンク

と、記載されています。

上記には記載されていませんが、軽躁状態の特徴として、攻撃的でイライラしがちな面も見られます。それに加えて、うつ状態と交互に繰り返すという2型の基本的な症状は、1型の特徴である躁状態とうつ状態を交互に繰り返す症状に近いです。

しかしながら、躁状態時のイライラや、攻撃的な部分もうまく乗り越えられれば症状の安定期間は長くなります。

余談ですが、2型よりも重い双極性障害1型は、入院が必要になる場合があるそうです。

では、その症状とは一体どういうものなのか、詳しく見ていきましょう。

  1. 軽躁状態になる
  2. うつ状態になる

以上のような症状が現れます。それでは、順を追って解説致します。




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1.軽躁状態になる


軽躁状態は、みょうに元気な時期と認識している方が多いのではないでしょうか?

しかし、実際は一言で言い表せない位に様々な症状が見られます。ここでは、どんな症状が出るのか箇条書きでお伝えします。

軽躁状態の特徴としては、

  • 少なくとも4日間持続
  • 期間内はほぼ毎日、終日、症状が現れている
  • イライラして攻撃的になる
  • あまり考えずにペラペラおしゃべりをすることが見られる
  • 現場にそぐわない時にもせき立てるように口にする
  • 大したことのないことでカンカンになりやすくなる
  • 本人も予想できない気分のゆらぎが生じる
  • 衝動性が高い
  • 自分では調子がよいと感じるが、周りの目からするととっぴな素振りが見られる
  • どうしようもないことに繋がる危険性が大きいことにエキサイトしやすい
  • あらゆることに集中できない。注意散漫
  • 眠くならない

といった特徴があります。




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ご覧の通り項目が多く、とても一言で言い表せるものではありませんが、大まかな傾向としては、活発な印象が強いと言えるのではないでしょうか?

しかしながら、それに付随して自分で感情をコントロールできないのは、自分が思いがけない間に他人を傷つけてしまう恐れがあるので、辛いものがありますね。

双極性障害の特徴の判断については、下記の記事でご紹介していますので、ぜひご覧下さい。

双極性障害 特徴の判断は?実例を交え体験者が語る!

2.うつ状態になる


双極性障害のうつ状態は、一般的なうつ症状と変わらないようです。落ち込みが激しく、何もやる気が起きない日が続きます。

うつ状態の症状としては、

  • 少なくとも2週間持続
  • 期間内はほぼ毎日、終日、症状が現れている
  • 気分がしょんぼりする
  • パワーがわかない
  • 食欲がわかない
  • 話さないでいても涙腺がゆるむ
  • 身体が重くて動けなくなる
  • 抑うつ気分が強いのに行動抑制がない
  • 行動規制は強いが気分はそれほど落ち込まない
  • 自分で気分をコントロールするのは困難
  • 不眠
  • 自殺企図

といった状態が見られます。

うつ状態になると、何にもしたくない位脱力感に見舞われ、動きたくなくなったりすることがあります。

下記の記事でも症状の特徴について詳細に解説していますので、ご覧下さい。

双極性障害の症状の特徴とは?患者が真実を語る!




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それでは、ここからは私の知人のA美さんに、実際の双極性障害2型の症状を語って頂きたいと思います。



管理人さんの知人のA美と申します。

私自身、現在は双極性障害2型で、普段は主婦として家事を行っていますが、日常生活は問題なく行えています。ですが、症状が大きく出ると家族の助けが必要な場合もあります。

そして、軽躁状態に入るとイライラしがちな時があります。

私自身もイライラして攻撃的になるのは思い当たる節があるので、後述する自身の体験談にてそのエピソードをお伝えしますね。

今回は、私の双極性障害2型が実際どういったものなのか、そして私がこの病気を患ったことによってどういう悪影響が表れたのか。それらをお話しします。

私の実際の症状

それでは、私が実際に経験している症状を項目別にお伝えします。

軽躁状態の時

双極性障害の一番の特徴となる症状は、私自身前述の症状の説明の通り、軽躁状態でイライラして攻撃的になることを体感しています。このような状態になった場合、誰に対しても攻撃態勢になってしまうと言われています。ですので、自分では発言や行動に気をつけながら、意識的に他人と接するようにしています。

そうはいっても私自身は、「なぜこんなにイライラしてしまうのだろう?」と思う事もありますが、病気になったばかりの方は自覚しようとしてもなかなかできないそうです。ですので、疑問に思う事が少ないのが実情なんですね。なので、軽躁状態の場合は、周りの気づきが大切なんですよ!

私は普段から、主人に対して「おかしいと思ったら言ってね」と伝えています。
その「おかしい」とは、口調の変化が一番です。普段は、冗談を交えながら夫婦で会話をするのですが、冗談がまず通じなくなります。意外と些細な気づきポイントですが、大切なことですよ。

うつ状態の時

私自身、うつ状態の時はベッドから起き上がることさえできなくなります。一日中ベッドの上で過ごし、動くのはトイレに行ったり、食事をする時だけです。

うつ状態に入る前には、軽躁状態が続いています。そして、急に電池が切れたようにうつ状態に突入しますので、軽躁状態からうつ状態になるのは突然です。ですので、心の準備もできませんね。

A美さん、ご登場頂きありがとうございました。




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もしかしたら、違う病気の可能性も

双極性障害に症状が似ているとされる病気に、境界性パーソナリティ障害という病気があります。

もしかしたら、あなたが疑いを持っている症状は、双極性障害ではなく境界性パーソナリティ障害の可能性も考えられます。そこで、ここでは似た症状として、どういった共通点があるのか。はたまた双極性障害には見られないこの病気特有の症状をご紹介致します。

似ている点

境界性パーソナリティ障害が双極性障害で発症する症状に共通している症状として、フリー百科事典のWikipediaがネット上で記載している情報によると、

  • 感情・思考の制御不全
  • コミュニケーション障害
  • 衝動的な自己破壊行為
  • 激しい怒り
  • 衝動的行動
  • 自傷行為
  • 自殺企図
  • 過食
  • 買い物で散財してしまう

といった一面があります。

双極性障害とは異なる点

それとは違い、異なる点は医師でも見分けることが難しいとされているのですが、BPD家族会が自身のブログで発信している情報によれば、

  • 強い見捨てられ感
  • 慢性的な虚無感
  • 再発がほとんどない
  • 薬が効きにくい

といった症状が見られるそうです。




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双極性障害では悲しみの感情は少ないが、こちらではより増幅していることが伺えます。

私が思う2つの病気の違いに対する大まかなイメージとしては、双極性障害には軽躁状態の活発な状態から、うつ状態の気分が落ち込んだ状態まで感情の起伏の幅が期間によって激しかったりする印象です。

それとは別に、境界性パーソナリティ障害には感情が目まぐるしく変化し、明るく活発になることはなく、常に負の感情と闘っているようにも見て取れます。

しかしながら、上記で挙げた症状は、あくまで一般的なものにすぎないので、これらの症状に近いことが他人から指摘されたり、自分で思い当たる節があるのなら、自分で勝手に判断せずにすぐに家族に相談し、速やかに病院に受診できるような準備を整えて下さい

まとめ

現在、双極性障害の発症を疑われているあなた、症状が深く理解できましたでしょうか?

どんな症状なのかをおさらいすると、

  1. 軽躁状態になる
  2. うつ状態になる

でしたね。

軽躁状態になると、自分ではなかなか状態に気づけないようです。ですので、自分が発症した時どうなるのか、事前に周囲に状況を伝えておくなど手助けを求めるようにして下さいね。

また、軽躁状態と同様に以前一度でもうつ状態のような症状に陥った経験があるのなら、事前に家族や、信頼のおける周りの方に積極的に自分の状態を知らせて、介助してもらうように促しましょう

今回、双極性障害に似た症状の一例として境界性パーソナリティ障害を挙げましたが、自分が発症している疑いのある症状は何なのか、はたまたこれらには該当しない他の病気だったのか、該当項目を参考に照らし合わせてみて下さい。

双極性障害の症状の悪化を事前に防いで、上手に付き合っていきましょう。

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