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健やかライフ

双極性障害で仕事が続かない!最適解を現患者のA美さんが語る!

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双極性障害ということで仕事が続かない状態があり、どうすれば続けられるのか悩むことはないでしょうか?

前回も別記事の方で少しご紹介したことがあるのですが、私の知り合いであるA美さんは双極性障害を患っています。

この記事では、双極性障害で仕事が続かない要素を解明し、これからどうするのがいいのか複数の選択肢を挙げ、お伝えします。

併せて、現在双極性障害を患っている私の知人のA美さんの生の声もお届けします。

それでは、以下、A美さんと交代します。



管理人さんの知人のA美と申します。

ここからは、実際に双極性障害を患っている私が、仕事についてどうやって向き合ってきたのかについて実体験を交えながら詳しくお伝えします。

私自身、ここ数年は仕事についての悩みが多くありました。うつ状態に入り、働くことが辛い日が続き、仕事が続かないのです。ですので、会社に支障をきたし、迷惑をかけていたと思います。

しかし、職場の理解もあり、治療に集中するために長期休暇として、一時退職をしました。けれども、仕事復帰のタイミングを誤り、最終的には辞めることになりました。

しかし、生活のために働かなくてはいけない方は多くいらっしゃいます。何より、双極性障害の治療は長期的になりますので、病院代もかかってきます。

今回の記事で、双極性障害の方の仕事の適正や向き合い方、辞める判断など参考にしていただければと思います。




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双極性障害の何が仕事を続けられない原因となっているのか?

双極性障害は、うつ状態と躁状態を交互に周期的に繰り返す慢性の病気です。これらの症状が、仕事が続かない原因となっているのです。

因みに、躁状態とは、気分が高揚し、自信に満ちあふれており、エネルギーが高い状態を指します。

例えば、どういったことが仕事に悪影響を及ぼすのかというと、
躁状態であれば一般的に、

  • 疲れると感じないから休まない
  • 休憩をせずに無理をする
  • 落ち着かずに動き回る
  • 人の話を聞こうとしない
  • 話し続ける
  • 作業を最後までやらずに放り投げる

対して、うつ状態であれば、

  • 常に憂鬱
  • 仕事に興味を持てない
  • やる気が出ない
  • 物事を考えられなくなる
  • 一日中眠たい
  • 絶望感がある

といったことが、仕事に支障をきたしている原因だと考えられます。

こうしたことが原因で、

  • 同僚に対して軋轢が生まれる
  • 仕事そのものの評価が下がってしまう
  • 職場での居場所を徐々に失ってしまう

といったことが、仕事が続けられない大まかな原因となってしまうのです。

では、実際の解決策として、一体何をすればいいのでしょうか?




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双極性障害で仕事が続かない場合どうする?

双極性障害は、前述の通り躁状態とうつ状態を繰り返していくため、仕事にも浮き沈みが現れ、続かない要因となるのです。それでも、仕事を続けていくためには、症状とうまく向き合っていかなくてはなりません。そして、会社に理解してもらうことが大切になります。

あなたが現在双極性障害で仕事が続かないことで悩まれているかは、こちらでは分かりません。しかし、もしそういった状況であるならば、下記の内容がお役に立てるかと思いますので、その前提の元、ご説明致します。

では、仕事が続かない状況から、改善の方向に向かうためにはどうしていけばいいのでしょうか?

仕事が辛い時はしっかりと休む


うつ状態の時は、やる気が出ず、思考することが難しくなるので、仕事を何よりも休むことが大切です。無理に仕事をしていれば、身体的にも精神的にもただただ辛いだけですからね。無理は禁物です。

もちろん、休みすぎていれば仕事に支障が出てきます。そのため、双極性障害を会社に理解してもらうには、診断書の提出と病状の説明が必要になります。ですので、自分がいつ頃から双極性障害を発症しているのかを整理したり、会社へ渡すための診断書の準備をしておきましょう。

因みに、双極性障害発症の大きな要因は、遺伝子的なものと環境によるストレスがあるそうです。

※参考情報
双極性障害を発症する原因にはどのようなものがあるのか|せせらぎメンタルクリニック

あなたは、仕事が原因で双極性障害の症状が出てきましたか?

もし、仕事が原因でストレスが溜まっているなら、見直す必要があるかもしれません。




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自分の仕事の適正を今一度見つめ直す


双極性障害は、会社の理解がないと仕事を続けることが難しい場合があると思います。会社の同僚や上司は、双極性障害の辛い状態を理解してくれていますか?そして、その仕事をしていてあなたは自分の適正に合っており、楽しいと感じていますか?

何か仕事をしていく中で、やりがいや楽しさがないと日々が憂鬱になる恐れがあります。

「楽しい仕事なんてなかなかないよ」と普通は思うかもしれません。仕事は楽しくないのが当たり前、その考えは双極性障害の患者に限らず危険だと私は思います。

その理由は、双極性障害の患者じゃなくても、憂鬱さが増していけばうつ病発症の原因になりかねないからです。

もし、今一度仕事を思い返してみて、「やりがいや自分の適正に合っていないのでは?」と感じる場合は、転職を考えるのも一つの手です。昔よりは、精神障害への社会の理解は高まっているようです。そのため、障害者に対しても比較的寛容な職場環境を探したり、自分の現在の状態でもできる仕事は何かじっくりと考えてみるのもいいでしょう。

では、双極性障害の症状が大きい場合の仕事への向き合い方はどうすればいいのでしょうか?

双極性障害の症状について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。

双極性感情障害 症状の特徴とは?分かりやすく徹底解説!
双極性障害2型の症状とは?一般的なものと知人A美さんの場合




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仕事に支障をきたす場合辞めるのも視野に


躁状態やうつ状態がひどく、上記に挙げたような原因で仕事に支障をきたす場合には、辞めることも視野に入れておいた方がいいでしょう。

会社からの理解が得られない場合も同様です。やはり、続けたいと思っていても、私の経験上それに反抗するように身体が動かなくなっていきます。

躁状態の時は、やる気に満ち溢れています。しかし、注意力散漫になり、小さなミスを繰り返していくことも増えます。何より辛いのが、働きたいのに身体が言うことを聞かず、限界と訴えている時です。

私が仕事を辞めた時のエピソード

私は、以前契約社員として働いていました。入社時は、病状が安定していることもあり、双極性障害については話していませんでした。

しかし、だんだんとうつ状態に入っていったため、仕事に支障が出始め、ついには双極性障害であることを告白したのです。

私自身、仕事が楽しかったのに、躁状態が続いたため、身体が限界を迎えていました。ですので、働きたくても働けず、辞める状況に追い詰められたのです。その時は、とっても辛かったですね。

うつ状態の時は、仕事に行くことも億劫になり、休みがちになります。会社に在籍していることが申し訳なくなり、何度も泣きました。

うつ状態と躁状態のどちらの症状も、とても心が辛い状況に変わりはありません。担当医と相談の上で働き方を見直していき、症状の安定を最優先にしていました。

また、私は一度急激な躁状態に入った後に、一気にうつ状態に入り、寝たきりの状態になりました。そのため、一旦仕事を辞め、回復に専念することにしました。

そして、会社には長期休暇の制度がなかったので、病院での診断書を持っていってやむを得ず一旦退職をしました。それでも、双極性障害には上司の理解もあったので、自分が今後もその会社で働く意志さえあれば、仕事復帰がしやすい環境を整えた上で退社できたことは良かったと思っています。

もし、現在勤めている会社が、双極性障害への理解が得られにくい環境であれば、転職も視野に入れてはいかがでしょうか?

何より大切なのは、自分の身体であり、命です。それを忘れないでください。生きていれば何らかの手段で助けてくれる方は大勢います。

多くの場合、手助けは家族がしてくれることでしょう。ただ、家族とも多少なりとも軋轢が発生してしまう病気でもあるので、付き合い方をしっかりと捉えておくことが大切です。双極性障害のことで家族との付き合い方を考えている方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

双極性障害 家族の対応方法は?患者が実情を語る!

では、仕事を休み、症状が回復すれば復帰して大丈夫なのでしょうか?




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仕事復帰のタイミングはどんな状態の時?


仕事復帰のタイミングとしては、双極性障害のうつ状態が落ち着けば、基本的に仕事は可能です。しかし、躁状態が高ければ、担当医からストップがかかります。独断で復帰はしないようにしましょう。

私は、先ほども少し触れましたが、一度退職し、回復に専念しました。そして、うつ状態が落ち着き、仕事がしたいという感情が生まれてきたため、医師には伝えずに無断で仕事復帰をしました。
これが間違いだったのです。仕事復帰後、すぐにうつ状態に入り、身動きが取れなくなりました。

仕事復帰から1ヶ月半で、また退職することを選択しました。上司の理解が高く「またよくなったら戻っておいで」と言われましたが、現在担当医からは「外に働きに出るのは様子を見よう」と言われています。

仕事復帰のタイミングは、慎重に行っていくべきだと私自身すごく学びました。
みなさんも自己判断はせず、きちんと担当医と相談していきましょう。




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まとめ

ここでは、再び管理人がこの場で記事全体を総括したいと思います。
A美さんご登場頂き、ありがとうございました。

双極性障害を患っていて、仕事が続かない状態に見舞われた場合に、どういった方法で乗り越えていくのかがご理解頂けたかと思います。

A美さんが、実際に会社にて仕事をしながら双極性障害とどう向き合ったのか実体験も交えてお伝えして頂いたので、リアリティがあったのではないでしょうか?

仕事場での理解は必要ですが、職場によっては理解を得るには時間がかかるかもしれません。もし仕事を続けたいのであれば、しっかりと病状の説明をしていくことが肝要ですね。一人で説明が難しい場合は、家族の人や担当医に相談し、手伝ってもらうといいですよ。

躁状態・うつ状態で、仕事に対する考え方も変わります。躁状態ではプラス思考ですし、うつ状態ではマイナス思考です。

自分のため、家族のために稼がなければならない、という方も無理は禁物だということがひしひしと伝わりました。

各人の置かれている状況や立場によって、働き方は様々です。A美さんも現在は、短期のアルバイトなどを行っているそうです。男性・女性や、結婚したり、子供がいたりなどで、みなさんの家庭環境は様々でしょう。

この記事全体をまとめますと、仕事を続けるのが困難になったら、

  • 辛い時は仕事を休む
  • 仕事を辞める
  • 自分の適正に合った仕事を探す
  • 担当医としっかり相談する

などの方法を取ることによって、今よりも良い未来を描くことができると思います。

何よりも大切になってくるのは、無理をしない、自己判断をしないことです。そうすることによって、双極性障害特有の症状が現れない安定期間を長く保つことができます。この記事を参考にあなたが将来的に双極性障害の負担を減らしながら、上手く社会生活を送っていけるよう祈っています。

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