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健やかライフ

乳癌ステージ4の生存率や余命 治療(手術)で完治するのか!?

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乳癌ステージ4の生存率や余命はどうなるのでしょうか?乳癌ステージが進行し適切な治療が行えなくなると、手術で完治する事が難しくなり、生存率や余命も下がります。今回は、乳癌ステージ4の状態を詳しく解説し、手術で完治するのかどうかについて言及します。




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乳癌ステージ4の生存率はどれ位なの?


乳癌ステージ4の浸潤癌の5年生存率は、約10%となります。文献によって生存率を30%~40%としているものもありますが、乳癌ステージ4は癌細胞の転移が全身に多く見られ、手術治療が極めて難しく、危険な状態である場合もあります。

乳癌ステージ4は、癌細胞に転移が見られると正常な細胞より分裂が早く、乳腺や乳房の中に留まっていたものが他組織や血管、リンパ管に侵入していきます。転移とは、癌細胞が広がって新たに癌細胞ができるという意味です。

転移しやすい部位には、肺・骨・皮膚・胸壁・肝臓・脳があります。特に脳や骨は癌細胞の転移を許すと、手術で腫瘍を切除する事が難しくなり、生命を脅かす危険を伴います。

骨転移の恐ろしい症状

それではその転移の中でも多い、骨転移と脳転移についても併せて解説します。まずは骨転移からです。

その名の通り、元の癌があるところから身体のどこかの骨へそれが転移してしまうことです。乳癌において一番転移が多いのは、この骨なのです。骨の中でも、特に脊椎に多いです。

その症状としてはまず患部への痛みが挙げられます。初期の頃から徐々に強まってくるのが特徴です。

そしてこのような痛みの先で、日常的な普通の動作で骨が折れることがあります。これは病的骨折と言い、骨転移を原因としているものなのです。

またこの病的骨折の他に、圧迫骨折といって、他からの圧迫で押されて起こるものもあります。

そして更に重い症状として、麻痺があります。脊椎への転移によってそれが損傷して起こるものですね。脊椎損傷による麻痺、なんて事故や事件のニュースで聞いたことがありませんか?




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脳転移の恐ろしい症状

さて、骨転移の恐ろしい症状をお話ししましたが、もう一つ、脳転移の症状についてもご紹介します。こちらも、およそ軽いとは言えないものです。

そもそも脳転移とは、骨転移と同じく癌細胞が新たに脳にもできてしまうことです。癌はできた場所の周り、その組織に広がっていきます。ですから、取り除く手術は簡単には行いにくいのです。

その上で、その症状は脳の異常による多種多様な神経症状です。具体的にはめまいや麻痺、ろれつが回らなくなったり、ものの見え方がおかしくなったりなどです。また、複合して頭痛や嘔吐もよく起こります。

これらの症状は突然発症し、すぐなくなる、というのではなく、1週間を超えるような長い間で起きて進行していくのです。ベッドから離れられなくなることも少なくない症状が、それだけの間続くのは、何とも恐ろしいものですね。

乳癌ステージ4の余命はどれ位なの?

乳癌ステージ4の余命は、病状によっては5年後に10人中1人残るという統計が出ており極めて少ない状態です。乳癌ステージが進行した危険度の高い状態ですので、必然的に医師の予測する生存期間である余命は少なくなります。

転移性乳癌と言われ、癌の進行速度が速くなり、薬物療法の副作用が出る事もあって、それが余命にも大きく影響するのです。病状によって大きく余命にも変動が見られるので、医師から適切な説明を受ける事が必要です。

しかしながら、乳癌ステージ4と診断を受け、余命も危ういとされながら、結果5年以上を生きている人もいます。一度がんを発症してから、5年以上あとに再び癌になった場合、それは再発というより新たな癌と考えられることが多いです。

つまり、ステージ4であっても、その症状を抑え、再発なく過ごせている人がいるということです。

これは、乳癌ステージ4だからといってもう生きられないと絶望する必要はないということだと思います。詳しくは後述しますが、確かに癌細胞が進行していて、手術による根本的な除去は難しいかもしれません。

しかし、だからこそ少しでも患者の苦痛を減らし、質の高い生活ができるような努力がなされるのです。

どうか人生を悲観せず、自分の人生を最後まで幸福に生きることを諦めないでくださいね。




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乳癌ステージ4は治療(手術)で完治するの?


それでは、その痛みを減らすような治療についてご紹介しましょう。手術ができるかどうかなども、改めて説明していきます。

乳癌ステージ4は、癌の遠隔転移が見られる場合は完治を目標にするのではなく、延命や症状を軽くする事を目的とします。転移が多く見られるため、局所的な治療が困難になるため手術は積極的に行いません。

始めは、癌細胞の転移による症状を緩和させる薬物療法から始まります。例えば、痛みに対してはモルヒネを投薬し、これにより80%以上の痛みが軽減されます。内服薬や座薬、添付薬で痛みのコントロールができると、日常生活も送る事ができます。

他に呼吸困難や便秘等の症状も表われますが、痛みのコントロールを行う事でそれらの症状も軽減されるのです。癌細胞の状態を見ながら化学療法等の治療を続ける事で、癌細胞と長く共存する事を目標とします。

乳癌ステージ4は、手術で完治が難しい分長期的な視野が必要になります。根気と忍耐が必要な治療ですので、医師と積極的なコミュニケーションを図り、癌細胞の理解を深める事が大切です。

自分自身が納得のいくように癌を理解する事で、病気と長く付き合う視点が持てるのです。




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まとめ

まとめると、乳癌ステージ4は、癌の中でも生存率が低く、また転移の多い重い癌と言えます。特に骨転移と脳転移は多く、恐ろしい症状を持ちます。

また余命も短く、5年を生きることができる人は10%ほどというぐらいのものです。治療法も重い状態であるがゆえに手術は難しく、痛みを軽減し、症状の緩和が図られます。

勿論、突然こんな風に言われても、実際に診断されたとき、受け止められるかと言われれば難しいものでしょう。筆者である私も、乳癌について研究している間、どこか他人事のようでした。

しかし、今は2人に1人が癌になると言われています。少し検索をかけるだけで、所謂末期とされる癌の体験記はたくさんヒットします。ごく普通の生活を送っていた人が、突然癌になるというその体験記は、とてもリアルで、私たちにとても身近に感じられるのです。

ですが、こう書いてしまうと、癌になるのはとても悲劇的で、絶望的なことに思えるかもしれませんね。確かに癌にはならない方がいいでしょうし、その治療生活は辛いことも多いです。

けれど、それは決して絶望しかないものではなく、また辛いだけのものでもないのです。

ある女性の癌患者の手記では、癌による治療生活を家族がよく支えてくれたとありました。そして仕事が忙しく、少し遠のいていた夫の愛情を色濃く感じたと。加えて、ずっと一緒に過ごしていた子供達となかなか会えなくなる分、その愛しさを深く感じたそうです。

そして、この家族達の為にも、諦めるわけにはいかない、妻として母として、一生懸命生きなければいけないと。

癌は確かに大病です。死にも直結する恐ろしい病気です。しかし、だからこそ諦めずに立ち向かい、その人の生を生きるべきではないかと、私には思えるのです。皆さんの癌への意識が、少しでも前向きなものとなっていれば幸いです。

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